章 213 あなたは私が好きですか?

幸いにも、ジュリアンはすぐに振り返って別の人に質問を投げかけた。全員の関心は即座にそちらへ移り、誰もレッサを気に留めなくなった。

ただ一人、彼女の隣に座るセリーナだけが微笑みを浮かべ、小声で尋ねた。「レッサ、いい気分じゃないわよね?」

レッサは冷笑し、猫を被るのをやめた。「あなたのお姉さんの気分よりはマシよ」

セリーナはまったく気にする素振りも見せず、笑顔のまま続けた。「それはおかしな話ね。どうして姉が嫌な気分になるわけ? 姉はあなたたちのキューピッドよ。自ら二人を引き合わせたんだから。今日のあなたの婚約式でも主賓席に座っているし、結婚式でもまた主賓席に座るのよ」

「自分にふさわしくな...

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